2022年 星撮り
2022年、年明け早々の天体イベントということで、しぶんぎ座流星群の撮影に出かけてみた。
今年はちょうど新月と重なり月の影響を受けずによく見えるらしい。
しぶんぎ座流星群の放射点は北側の北斗七星の下あたりらしいので、北側が開けた場所をGoogleMapで検索して探してみる。
そして向かったのは埼玉県の小鹿野町、般若の丘公園。
静かな高台にあり、同じ敷地にはオートバイ乗りの方には有名はバイクの森という施設がある。
写真に映るのは、この地で化石が見つかった「パレオパラドキシア」の大きな像。
手前にパレオパラドキシアを据えて、北側方面の光害を抑えながら5時間撮影。
肝心の流星は撮影の後半に3つ映り込んでいた。
そのほかにもカメラには写らなかったが、肉眼でも割と流星を見ることが出来た。
今年の願いを祈るような事はできなかったけど、綺麗な星空を見上げて過ごすことができた。
撮影途中から、同じく流星の撮影に来られた方と色々撮影についてお話し出来た。
星空撮影にあちこちと行きたくなった。
本来の目的はタイムラプス撮影。
星もよく見えて、北極星を中心に星が巡る様も撮影出来た。
今年も色々星空の撮影に出かけたいと思う。
水鳥たち
先週末も伊佐沼へ行ってみた。
まだまだ水鳥の識別には苦労するが、可愛らしさを感じる。
今回もセイタカシギの群れに出会えた。
身体の大きさとは不釣り合いな脚の長さにつぶらな目が可愛くて、シギチと言われるシギ、チドリ好きの人達の気持ちがわかる。
地域によっては準絶滅危惧種らしい。
少し遠いがイソシギも。
こちらもお尻を上げ下げしながら歩く姿も可愛いシギの仲間。
こちらは更に遠くやっと識別程度の写真となってしまったが、ツルシギ。
初めて見る鳥だ。
この伊佐沼。
秋から沼の水の入水を止めて干潟になる事で野鳥達にとって良い環境となるらしい。
これからも多くの種類の野鳥が来るのだろう。
のんびりと野鳥達を眺めることが出来て、一日中居られる。
また行きたくなる場所だ。
ダリア園
今が見頃の小鹿野町の両紙山麓花の郷ダリア園へ写真撮影に行ってみました。
今日は曇り空でしたが花見客は遠方からも来られていました。
今月末に参加する錦秋の奥武蔵・秩父ジャーニーランの試走で両神地区を走っていた時、街道沿いに咲くダリアに目が止まりました。
種類も様々で綺麗に咲くダリアが気になりましたが、試走中の身には見物の余裕もないので諦めました。
そして一夜明け、カメラ持ちながら散歩していた時、ふと思い出して小鹿野町のダリア園へ。
関東最大級との謳い文句に惹かれ向かいました。
向かう途中の道では車もまばらでしたが、駐車場に到着すると満車。
割と山の中ですが、遠方からも来られていて人気があることがわかります。
ダリアの種類も豊富です。
これほどの種類が一面に咲いているとは思いませんでした。
そもそもダリアの開花時期も知りませんでしたが。
構図決めも大変ですが、種類を色々撮ることができました。
来月初旬まで見頃のようです。
被写体としては花も大きくて撮り甲斐がありました。
人流の少ないところで残暑を感じながら その3
残暑の厳しい8月最後の週末。
緊急事態宣言が各県に出され、移動も制限される環境下。
なるべく人と接する事が少ないところを目指して、絶景を目指してみた。
1日目は山梨へ移動。
2日目から目的の写真撮影。
早朝から滝の撮影。
朝食後は八ヶ岳を一望する事ができて、更に南アルプルや奥秩父山塊、富士山も見る事が出来る飯盛山へ。
スタートは獅子岩登山口から。ここの標高が1,440m位。
飯盛山の標高は1,643mだから高低差は200mあまり。
傾斜の緩い登山道をゆっくりと1時間程度の山行。途中に平沢山を経由して向かう。
飯盛山は周りに遮るような山や木々もなく、まさに飯を盛ったような山の形。
山頂からは遥か遠くに富士山も見える。
山頂は狭く長居は出来ないので大盛山へ。
飯盛に大盛、大食いが思い浮かんだ。
下山した後は、野辺山周辺を散策。
しばし観光も楽しみながら高原の夏を楽しんだ。
夕食後は夜の撮影に出かける。
今回、野鳥撮影と共にもう一つの目的だった星空撮影へ。
高原だけあって空を見上げれば一面の星々に感動。
天の川もハッキリと肉眼で見る事ができた。
そして、山と天の川の撮影を動画にしてみた。
二日間、密を避けながら非日常に身を置いて趣味に没頭することができた。
RICOH GR3
人流の少ないところで残暑を感じながら その2
残暑の厳しい8月最後の週末。
緊急事態宣言が各県に出され、移動も制限される環境下。
なるべく人と接する事が少ないところを目指して、絶景を目指してみた。
1日目は山梨へ移動。
2日目から目的の写真撮影。
早朝から清里近くの吐竜の滝へ。
朝6時前なのにカメラマンが既に5人ほど撮影中。
やはり滝の撮影には朝早くが良いらしい。
単に撮影するだけではつまらないので、シャッタースピードを出来るだけ長くして水の流れを滑らかに。
普通では30秒もシャッター開きっぱなしでは白飛びしてしまうので、以前から利用しているNISIのNDフィルターを使用してシャッタースピードを稼いでみた。
何気ない水の流れも滑らかな滑り台のように写す事ができて、非日常感が撮れた。
川沿いの散策路では、オオルリやキビタキが見られ朝から得した気分。
早朝から人流の少ないところで撮影と散策する事で気分もリフレッシュできた。
《使用した機材》
RICOH GR3
NISI GRⅢ フィルターシステム マスターキット
夏の星空
星空を撮りに出掛けてみました。
台風が連続して日本へ接近している状況で、タイミングよく晴天が望める2日間。
以前から『天の川をこの場所で撮れないか?』と計画を立て、
月の影響も受けずに休暇のタイミングで夏空を撮れる今がチャンスとばかりに撮影を決行。
某橋と天の川を絡めた構図の写真を撮りたいのですが、橋の位置に天の川が到達するのは深夜。
実際に撮影をしてみると、天の川の色が濃い部分は山に隠れて撮影できない事がわかり、この時期には厳しい事を知りました。
ただ、この場所は北の方角の抜けが良く、ちょうど北極星も見えている。
それに、ペルセウス座流星群の時期にもあたり『流星が撮れるかも?』ということで、天の川は断念し天体の軌跡撮影も試してみました。
カメラはRICOH GR3
設定は、
撮影中は雲も多く出てしまいました。
そして翌日、
1日目同様にRICOH GR3で撮影。
設定は、
青色は前日からの変更点。
変更による違いは、動画にした時にわかります。
動画はこのブログの最後に貼ってみました。
1日目は午後20時から開始。
北の星空もカシオペア座や北斗七星なども見えて割と星が多くありました。
2日目は日付の変わる午前2時から撮影開始。
この時間になると、星座を形成する星々は高く上り、地平近くは割と星が少なめ。
しかも3時半を過ぎると薄明が始まり肉眼でも少し東の方が明るくなり始め撮影には厳しい状況が見られました。
しかも、北極星が画角に収まっていないという失態。。。
残念ですが、またチャレンジしたいと思います。
2日間の撮影を動画にまとめてみました。
《使用した機材》