梅雨も明け
梅雨も明け、これから暑い夏が続きます。
梅雨明け直後の週末に奥多摩湖へ星空観察&撮影に行ってみました。
この時期の夜空は、天の川が早い時間(と言っても22時ごろ)から見られますね。
冬から春にかけては横たわる天の川が、夏場は垂直に立ち上がり見た目も変わります。
この日は梅雨明けで湿気もあったのか湖面からの雲が引っ切りなしにわき立ちました。
雲がなかなか取れませんでしたが、天の川や夏の大三角形もはっきり見る事ができました。
奥多摩の星空は空びっしりに散りばめられ本当に綺麗でした。
天の川をタイムラプス撮影。
星空を楽しんだあとは少し仮眠をとり、山梨方面に向かいます。
グングンと青梅街道を進んで山梨の柳沢峠へ。
峠からは富士山が綺麗に見られました。(最初の写真)
柳沢峠ではコマドリやコルリといった野鳥が、標高の高い場所に夏鳥として渡ってくる事で有名です。
少し時期は遅いのですが折角なので見に行ってみました。
が、やはり時期遅し。
声すら聞く事ができませんでした。
その代わりに林道の脇の笹藪からツキノワクマが2頭姿を出しました。
あまり会うことのない、会いたくないクマ達。
こちらから声がけして、立ち去っていただきました。
こちらも同じく立ち去りました。
立ち去りながらもエナガの幼鳥達が飛び回りなんとか撮影成功。
山の中は標高も高く涼しく過ごせました。
山での週末
先週末は土曜、日曜と山での時間を過ごしてきました。
土曜日、埼玉の飯能アルプスを少しだけ縦走。
西武池袋線飯能駅をスタートして、天覧山→多峯主山→久須美山→東峠→天覚山と飯能アルプスを進み、東吾野駅までを縦走。
山の中ではキビタキの囀りやクロツグミの囀りも聞こえて、夏鳥の住む山を楽しんできました。
途中ではサンコウチョウの囀りも聞こえて、やっぱり飯能にもサンコウチョウが来ていることを再確認した1日でした。
その後は翌日のトレランに向けて秩父へ移動。
翌日の日曜日は秩父市のお隣、皆野町からトレランで横瀬町の芦ヶ久保駅までの縦走ラン。
雨の予報を覆して、朝から暑いほどの晴れ。
午後から少し霧雨も降りましたが、予報のような本降りにならずに終始、山を楽しめた。
山の中ではカケスからの落とし物?を拾い、ヘイケボタルにやヒメボタルにも会えました。
この時期の山では時々見かける幽霊のようなギンリョウソウも。
週末はどっぷりと山、ラン、鳥、写真と楽しめました。
野鳥と蛍
1ヶ月ぶりのオオルリに会いたくて、また山の中へ。
今回も綺麗な青い鳥に会う事ができた。
山の中はオオルリの綺麗な囀りもかき消されるほどのエゾハルゼミの大合唱。
負けじと谷間で頑張って囀っていました。
しかし、なかなか近くでは撮る事が出来ない。
うーん。カメラの限界を毎回感じる。
続いてアオバズクに会いに目的地へ。
先月、渡ってきている事は確認済み。今年も会う事が出来た。
お目覚め前の寝ぼけた状態で、たまに目を開けてはすぐ閉じてしまう。
でも元気な様子が見られてよかった。
また会いにくるね。
夜には蛍鑑賞。
想像よりも多くの蛍たちが水辺をゆらゆらと舞っていた。
今度来る時は、現地視察してからカメラ設定もバッチリにして臨みます!!
伊佐沼へ
6月に入り今週も土曜日は野鳥観察へ。
初めて訪れる伊佐沼公園に水鳥の観察に行ってみました。
本川越駅から川越グリーンパーク行きのバスに揺られて伊佐沼冒険の森で下車。
伊佐沼までの距離もそれほどなくて、行きやすい場所でした。
到着して早速、沼周辺を観察。
伊佐沼は関東で2番目に大きい沼(1番大きいのは千葉の手賀沼らしい)らしいですが確かに広い。沼と湖の違いって?ということで、以下ニッポン放送さんより出典。
『湖』のことを『四方が陸地で囲まれていて、なかに水をたたえてあるもの。池や沼などより大きくて、中央の部分に沿岸植物の侵入を許さない、5m~10m以上の深さを持つもの』としています。
それに対して『沼』のことを、『一般に深さ5m以下で、底は泥深くなっていて、体全体が水のなかにある水中植物が生えている』としています。
さて、バスで到着したのは伊佐沼の南側。沼を見渡すと北側方面に鳥たちは集まっているようで、散策しながら北へ向かいますとカメラを持った方々がちらほらと。
皆さんコアジサシやヨシゴイを標的にしているようです。
皆さんがレンズを向ける方向を見ると早速お目当てのコアジサシを見ることができました。
翼が細く、長くてカッコ良い。流線型の体型と羽ばたきの力強さに、遥か遠くアフリカやオーストラリアから渡ってくることに納得してしまいます。
続いてオオヨシキリ。
オオヨシキリといえば大きく口を開けて元気に囀る姿が印象的でした。その姿をやっと撮影する事ができて、気がつけば同じような構図の写真が何枚も。
至る所で囀りを聞かせてくれていました。
そしてヨシゴイ。
こちらは沼に浮く蘆の中から急に飛び出してくるので良い構図での撮影が厳しかった。
なかなか姿を見せないヨシゴイ、カメラマンが追い続ける気持ちがわかった気がしました。
それでも全身を撮影する事ができたので満足です。(ブレブレですが。。。)
その後も周辺をぶらぶらと鳥探し。
偶然チョウゲンボウが現れてブレブレですが撮影。小動物を捕まえたあとのようでした。
本日の野鳥観察
アオサギ・アヒル・オオバン・オオヨシキリ・オナガ・カイツブリ・カルガモ・カワウ・カワラヒワ・キジバト・コアジサシ・コチドリ・ゴイサギ・スズメ・ダイサギ・チョウゲンボウ・ツバメ・ハクセキレイ・バン・ヒバリ・ムクドリ・ヨシゴイ
帰りは伊佐沼から時の鐘や紫陽花を撮影しながら本川越駅までウォーキング。
紫陽花も綺麗に咲き出しました。
関東はまだ梅雨入り前、これから雨の日が多くなると野鳥観察も難しくなるかもしれません。
昨年からエントリーした大会の相次ぐ中止。
最近も変わらずマラソン大会の中止が続きランニングのモチベーションが下がり傾向なので、せめてものリフレッシュで野鳥観察は続けたいです。